top of page

長船の親方訪問

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 2016年7月25日
  • 読了時間: 1分

久しぶりに岡山県長船におられる親方(上田祐定)に会いに行きました。

今日は弟子の数も少なく、鍛錬所も静かです。

久しぶりに親方の所のホドをお借りして、大きい鉧の切断とテコ付けを行いました。

この鉧は相州の砂鉄100%で吹いてあり、非常に締っておりながら、温度を上げると軟らかい性質の鉄です。

半分に切り、テコ棒に椴接するとだけで暑くてたまりません。自分の所のホドと比べ、幅が大きいため大きな鉧を切ることが出来ますが、炭の量は倍必要で、熱量も倍の為久しぶりの作業でしたが汗だくです。

さすがに昼からは暑いので、太刀の鍛冶押しを進めました。

親方は刀工としての腕は当然なのですが、鉄に関しての研究・実践を積極的に行い、かつ他の刀工とは違い、セ-ルスト-クが巧みな為、包丁や刀など飛ぶように注文がありうらやましい限りです。

それもこれも精進の賜物でしょう。


 
 
 

最新記事

すべて表示
5月20日 炭の窯出し

本日も熱い。 午前中窯から炭を出す。 今回は欅の木なので硬そうで、良い炭が焼けている。 柔らかい炭だとそのままハンマーやナタで叩けばある程度の大きさに割れるが、欅の炭は硬いので、松炭と同じように一つづつナタで1寸角に切りそろえる。 コメ袋に入れて5俵半。 収量もまずます。

 
 
 
5月12日 炭焼き

今日明日とで炭焼きの実施。 炭焼きをしている間、鍛錬とかすればよいが、ここ数日の気温が急に高い状態で、体がまだ慣れていないので、鍛錬すると熱中症になる恐れがある為、草刈、薪割りを行う。 それでも、40分作業で1回休む感じで、徐々に慣らしていこうと思う。 炭焼きも、予定より早く、昼過ぎには終了したので、調子の悪い草刈り機とチェーンソーを修理に出しに行く。

 
 
 
4月25日 鉧纏め

鍛錬所に行ってみると、昨日の大雨でホドやベルトハンマーの立場も水浸しで、まずは立場の水を掻い出す。 ホドが濡れているので到底鍛錬は難しい。 本日は、今まで溜っていたたたら製鉄で出来た不完全な鉧を処理することとする。 鉄は還元されているが、纏まりが悪く歪な形になっている。 順番に赤めて、少しずつ機械ハンマーで叩き纏めて、徐々に温度を上げて不純物をたたき出す。 6ケ程処理して昼 午後からは、次のたたら

 
 
 

コメント


bottom of page