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おろし金と年末掃除

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 2017年12月21日
  • 読了時間: 1分

卸鉄

ホドの底に出来た鉄分の含まれるノロを砕き、鉄分のある物を磁石で集める。 約10kgも溜まっていたので、年末の掃除もかねて卸鉄をして鉄分を抽出する。 現在の刀匠は、日刀保のたたらで出来たものを使用しており、日刀保の玉鋼はあまり炉底にノロがたまらない為、こういった卸鉄をする、または出来る刀匠も数少ないように思える。 10kgを3回に分け、それぞれ20分かけて卸す。約2kgの軟らかめの鉄が取れる。卸鉄をしてもまだ不純物が多く含まれ、かつ炭素量も少ない。 これをどの様な用途に使うかによって、その後の作業工程、手間が違ってくる。 作業工程に関し、教科書もない為、経験での作業になる。 午後は鍛錬所の掃除。1年間溜まった煤煙がかなり出る。来年1年も綺麗な鍛錬所でスタートできそうだ。


 
 
 

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強風のため

今週は前回のリベンジも含め、日を通して鍛錬を行い、勘を取り戻そうと思って鍛錬所に出かけるも、朝から台風のような強い風が吹き荒れ、全国的に山林火災が多く発生していることもあり、火の粉が舞う可能性が有るので、本日の鍛錬は中止とする。 午前中は昨年末に出来なかった大掃除を行う。 ブロアーで鍛錬所にたまった煤、灰塵を吹き飛ばす。特にホドの上の排気ダクトには多くの灰塵が溜まっており、そこを下からブロアーで風

 
 
 
落ち込み

本日は来客の予定。 昼から来所なので、午前中、火かき棒、火箸、切鏨を溶接機なので修理を行う。 数年使うとあちこち壊れる。その度に補修の必要がある。 鍛冶屋は全て道具は自分で作り、自分で補修するものである。 午後から来所で、鍛錬を見てもらうが、1回折り返した時点で生憎、テコ首がひび割れてしまい折り返しが出にないので、一旦切り離して再度鍛接を試みるが、2回やっても鍛接ができない。 温度はあっているが、

 
 
 
遅々の鍛錬開始

雑多なことが多く、今シーズン初めての鍛錬となる。 しばらくホドも使っていないし、一部立場の足元も水が溜まっていたので、湿気が溜まっているように思われる。湿気が溜まっていると、温度が上がらず、沸き悪くなる。 最初はホドを温める目的で、卸鉄の材料を赤めて心鉄もしくはテコ棒の材料にしようと思ていたが、これが大失敗。 炭を入れて火を付けると、周囲からモクモクと蒸気が上がり、全然温度が上がらず、その為ノロ自

 
 
 

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