切鏨刀工 祐崇2020年8月13日読了時間: 1分ダンプカーの板バネで造った鉧を切断する切鏨も使い続けると劣化して、柄の途中から折れてしまい、溶接でつけるも、下手糞溶接なので、使用するとその振動でまた折れてしまっていた。本来板バネは洋鉄で造られているので、和鉄のように鍛接できないが、ホウ酸と日本刀をせんがけしたときに出る鉄粉を混ぜて沸かせば、洋鉄でも鍛接が可能なので、あまり高温で鍛錬できないこの時期に修理を行う。
ダンプカーの板バネで造った鉧を切断する切鏨も使い続けると劣化して、柄の途中から折れてしまい、溶接でつけるも、下手糞溶接なので、使用するとその振動でまた折れてしまっていた。本来板バネは洋鉄で造られているので、和鉄のように鍛接できないが、ホウ酸と日本刀をせんがけしたときに出る鉄粉を混ぜて沸かせば、洋鉄でも鍛接が可能なので、あまり高温で鍛錬できないこの時期に修理を行う。
再焼き入れ以前注文いただき、製作した刺身包丁が砥いでも切れないとの事で連絡があり、再度焼き入れをする。原因は色々あるが、焼き入れ後の焼きなましの温度が高くなり過ぎ、焼きが戻ってしまったか、一番考えられるのは、砂鉄からたたら製鉄で玉鋼を造っているが、どうしても場所ごとに炭素量のバラツキ...
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