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火造り

執筆者の写真: 刀工 祐崇刀工 祐崇

前日から入所し、夜の間に清掃センターにてもらい受けた薪を、炭焼き釜に搬入し終える。

炭焼きは3月15日の猟期が終わってから行う予定だが、先に入れておくと急に予定が空いた場合直ぐに作業が出来る。

翌日は午前中に、先週素延べまでした包丁材料で、小包丁1、小出刃1、柳葉1、中牛刀1を火造る。

来週にでも焼き入れと柄付けまで進めたい。



午後は空模様が怪しくなってきて、先週壊れた屋根が気になったので、応急的に補修し終わると大雨になった。そろそろ鍛錬所も築15年になり、あちこちが痛んできているので、今年の夏にも、屋根の葺き替えをしてみようと思う。

 
 
 

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