top of page

三連休の1日目

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 2020年1月14日
  • 読了時間: 1分

この三連休の内、2日間は鍛冶、残りの1日は狩りと忙しい予定。

昨年よりの包丁の注文、砥ぎ・工作の注文など、溜まっている注文作業を先にこなさない

と、鍛錬など気を注ぐことが出来ないので、その作業を先行させる。

1日目、昨年末に火造りまでしていた小包丁3本を焼き入れ、成形、砥ぎ、銘入れ柄付け

で完了させる。以前は焼き入れた状態で銘を入れていたが、棟の方は焼き刃土を塗ってい

るので焼は強く入らないが、それでも全体が鋼の為、幾分かは焼が入り、銘を入れる時、

鏨が入らず下手な銘切がますます下手になっていたが、今回は棟の方だけバーナーで焼き

戻し銘を入れる。鏨が入り幾分上手に切れた気がする。




焼き入れでホドも温もっていたので、久しぶりに卸鉄を行う。

鍛錬の時ホドの底に溜まった物を砕いて、鉄気のあるのをホドで溶かし精錬する。

炭素量を高めるために、風量を少なく高温という相反する状態をホドの中で造る必要があ

る。これが刀鍛冶の技術の一つでもある。

5㎏を卸して、1.8㎏の鉄を取り出す。





 
 
 

最新記事

すべて表示
7月2日 暑すぎと水浸しで、草刈

7月、梅雨の真っ最中だが、今日は天気も良く気温も上がり、まだ体が熱に対応できていないせいか動きが悪い。また、鍛錬所も前日までの雨で床やホド、立場も水浸し。 ついては、本日の鍛錬作業は中止し、伸びきった草を刈る。 凹凸があったりする部分は、ナイロン草刈り機で刈り、その他の部分は刃のついた草刈り機で草を刈る。 綺麗になると、今度はツツジの上に成長した木々が気になる。漆や何か枝に無数のとげのある木が、数

 
 
 
6月25日 積み沸かし鍛錬

たたら製鉄で、一つにまとまらず分離した鉧を平たく潰しておいたものが10程あったので、積み沸かして鍛錬しようと思う。 生憎の梅雨空で、かつ台風が近づいているということで、雨が降り続いている。 おかげで気温も低く鍛錬しやすいと思うが、反対にホドが濡れて立ホドの所もビショビショ。ホドが濡れていると温度が上がらず鍛錬はし難い。 案の定、火を入れると濛々と湯気が出る。 4層に積み込み、和紙やアク・泥を掛けず

 
 
 
6月16日 チェーンソー復活

炭材の松や雑木の木を切りそろえるには、チェーンソーが必携で、スチール製のチェーンソーは1台あるが、太い木を玉切りするには重さがあるので重宝するが、10cm程度の木を切るには少々重たすぎて、手が疲れる。 以前よりネットで購入したハイガー製のチェーンソーはバーの長さが30cmで、非常に軽いので扱いやすく疲れが少なかったが、経年の中でどうも燃料系に不具合があり、エンジンの吹きあがりが悪い。 いつも草刈り

 
 
 

コメント


bottom of page