三連休の2日目刀工 祐崇2020年1月14日読了時間: 1分2尺4寸の刀の砥を1日かけて行う。年末まで細名倉までかけていたのを内曇りから上砥ぎ刃取りまで行う。内曇りの時が一番疲れる。地鉄と内曇りの相性を見ながら最初は軽く細名倉の砥目を抜き、その後肌目を出すように引き砥を行う。この時内曇りの中の針気で引けが入ると、また2段階戻して中名倉から修正する必要があり、根気と丁寧さが要求される。刃艶・地艶、刃取りまで進むと少しはホッとする。何とか来週には残り切っ先、磨きを完了させたい。
2尺4寸の刀の砥を1日かけて行う。年末まで細名倉までかけていたのを内曇りから上砥ぎ刃取りまで行う。内曇りの時が一番疲れる。地鉄と内曇りの相性を見ながら最初は軽く細名倉の砥目を抜き、その後肌目を出すように引き砥を行う。この時内曇りの中の針気で引けが入ると、また2段階戻して中名倉から修正する必要があり、根気と丁寧さが要求される。刃艶・地艶、刃取りまで進むと少しはホッとする。何とか来週には残り切っ先、磨きを完了させたい。
再焼き入れ以前注文いただき、製作した刺身包丁が砥いでも切れないとの事で連絡があり、再度焼き入れをする。原因は色々あるが、焼き入れ後の焼きなましの温度が高くなり過ぎ、焼きが戻ってしまったか、一番考えられるのは、砂鉄からたたら製鉄で玉鋼を造っているが、どうしても場所ごとに炭素量のバラツキ...
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