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刃渡り30cm刺身包丁

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 2020年12月12日
  • 読了時間: 1分

注文の刺身包丁の鍛錬をする。前回2回まで折り返し鍛錬していたので、後3回すれば火造りに回せると思っていたが、ホドの羽口が詰まり気味で、沸く時間が非常にかかる。

その割にはしっかりと沸かず、少し火花が散る程度で、本来本沸かしを2回かける処3回行ったがどうも鍛接不足気味に感じる。3回折り返すだけで1時間かかってしまう。

案の定、素延べしていると、棟の所が2枚に割れが生じる。

ホウ酸を掛け、温度を高めてその部分を溶けるぐらい沸かして鍛接しなおす。それで1時間。1回の失敗が大きく時間を取られたり、大きな傷が出て破棄しなければならない時もある。包丁造りも、ましてや刀造りも1回もミスは出来ない所以である。

13時30分粗火造りが完了する。




 
 
 

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強風のため

今週は前回のリベンジも含め、日を通して鍛錬を行い、勘を取り戻そうと思って鍛錬所に出かけるも、朝から台風のような強い風が吹き荒れ、全国的に山林火災が多く発生していることもあり、火の粉が舞う可能性が有るので、本日の鍛錬は中止とする。 午前中は昨年末に出来なかった大掃除を行う。 ブロアーで鍛錬所にたまった煤、灰塵を吹き飛ばす。特にホドの上の排気ダクトには多くの灰塵が溜まっており、そこを下からブロアーで風

 
 
 
落ち込み

本日は来客の予定。 昼から来所なので、午前中、火かき棒、火箸、切鏨を溶接機なので修理を行う。 数年使うとあちこち壊れる。その度に補修の必要がある。 鍛冶屋は全て道具は自分で作り、自分で補修するものである。 午後から来所で、鍛錬を見てもらうが、1回折り返した時点で生憎、テコ首がひび割れてしまい折り返しが出にないので、一旦切り離して再度鍛接を試みるが、2回やっても鍛接ができない。 温度はあっているが、

 
 
 
遅々の鍛錬開始

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