top of page

初たたら製鉄

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 2022年1月9日
  • 読了時間: 1分

今年最初のたたら製鉄を行いました。

去年まではたたら装置をノロが出やすいように炉底を高くしたり、羽口の角度を変えたりしていた関係で、どうも歩留まりが悪く悪いときには鋂が1kgしか出来ない時もあった。

装置自体も経年劣化してきたので、補修するのと最初の様に炉底を深く戻したり、羽口の角度も調整し直しての操業。

前日から余熱の為炭を1俵入れ、特に炉底の温度を上げておくことに注力する。

今までは当日火を入れ1時間程度の余熱だったので、炉底部分の温度が上がりきっていなかったのかもしれない。

今回は前夜からの余熱+当日余熱1時間30分かける。

7時30分砂鉄投入開始。砂鉄の量は最初100g/回にする。余熱を掛けたといえども羽口前温度が1300度になっていないので、多くの砂鉄を入れるとエネルギー吸収が多く温度が下がる。



9時ノロ抜きをするが流れ出ない。極力見える範囲は掻き出す。

12時炉底温度も高くなってきたが、ノロは流出せず掻き出しは続く。砂鉄の性質にもよるのか。今回は美濃100%の砂鉄25kg投入予定。

砂鉄投入も300g/回にする。

4時20分解体。8kgの良くしまった鋂が獲れた。一安心。歩留まり32%。



次回は山城のみの砂鉄を」吹きたいと思う。

 
 
 

最新記事

すべて表示
5月20日 炭の窯出し

本日も熱い。 午前中窯から炭を出す。 今回は欅の木なので硬そうで、良い炭が焼けている。 柔らかい炭だとそのままハンマーやナタで叩けばある程度の大きさに割れるが、欅の炭は硬いので、松炭と同じように一つづつナタで1寸角に切りそろえる。 コメ袋に入れて5俵半。 収量もまずます。

 
 
 
5月12日 炭焼き

今日明日とで炭焼きの実施。 炭焼きをしている間、鍛錬とかすればよいが、ここ数日の気温が急に高い状態で、体がまだ慣れていないので、鍛錬すると熱中症になる恐れがある為、草刈、薪割りを行う。 それでも、40分作業で1回休む感じで、徐々に慣らしていこうと思う。 炭焼きも、予定より早く、昼過ぎには終了したので、調子の悪い草刈り機とチェーンソーを修理に出しに行く。

 
 
 
4月25日 鉧纏め

鍛錬所に行ってみると、昨日の大雨でホドやベルトハンマーの立場も水浸しで、まずは立場の水を掻い出す。 ホドが濡れているので到底鍛錬は難しい。 本日は、今まで溜っていたたたら製鉄で出来た不完全な鉧を処理することとする。 鉄は還元されているが、纏まりが悪く歪な形になっている。 順番に赤めて、少しずつ機械ハンマーで叩き纏めて、徐々に温度を上げて不純物をたたき出す。 6ケ程処理して昼 午後からは、次のたたら

 
 
 

コメント


bottom of page