top of page

包丁作りだめ

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 2020年11月14日
  • 読了時間: 1分

焼き入れ前の包丁7本を一気に焼きを入れようと思ったが、少し厚みが厚すぎるので

もう少し火造りして。

三徳包丁3本、小包丁4本に土を塗る。

この土は、炭粉、粘土などを混ぜた特製で、各刀匠が工夫を凝らしている。

他の一門の土を使ったことがないので、自分の所の一門の物が一番良いと思っている。

午前中にすべて塗り終わったので、昼食を食べてから、午後1番に焼き入れる。

火造りして間もなく焼き入れしたので、ひずみが多く、左右に捻じれているので、

ねらしをしながら叩いて棟の線、刃の線を整える。

それから、ベルトグラインダーで成型する。

丸棒のヤスリを鏨に作り替え、銘を入れる。

7本のうち1本は、いくら焼戻しをしても、柔らかくならなく、鏨が入らず苦労する。

鍛錬の中で、かたい部分が混ざり切れなかったのか。

1本傷が出て、ペーパーナイフになる。

来週研ぎで、仕上げになる予定。

 
 
 

最新記事

すべて表示
6月25日 積み沸かし鍛錬

たたら製鉄で、一つにまとまらず分離した鉧を平たく潰しておいたものが10程あったので、積み沸かして鍛錬しようと思う。 生憎の梅雨空で、かつ台風が近づいているということで、雨が降り続いている。 おかげで気温も低く鍛錬しやすいと思うが、反対にホドが濡れて立ホドの所もビショビショ。ホドが濡れていると温度が上がらず鍛錬はし難い。 案の定、火を入れると濛々と湯気が出る。 4層に積み込み、和紙やアク・泥を掛けず

 
 
 
6月16日 チェーンソー復活

炭材の松や雑木の木を切りそろえるには、チェーンソーが必携で、スチール製のチェーンソーは1台あるが、太い木を玉切りするには重さがあるので重宝するが、10cm程度の木を切るには少々重たすぎて、手が疲れる。 以前よりネットで購入したハイガー製のチェーンソーはバーの長さが30cmで、非常に軽いので扱いやすく疲れが少なかったが、経年の中でどうも燃料系に不具合があり、エンジンの吹きあがりが悪い。 いつも草刈り

 
 
 
6月10日 焼刃土調合

4種の焼刃土材料が配分量出来たので、調合する。 材料、配分量に関しては、各流派によって違う。 今回は、今までの焼刃土が、焼き入れの時炭との触れ合ったことにより、剥脱してしまう場合が見受けられたので、今回の調合はその点を踏まえて少し改良をする。 もう1種類材料を追加する。 大きめのタッパーに一杯作ることができたので、後5~6年は十分に持つと思う。 使用するには1年ほど寝かし、腐るくらいが良い。 次に

 
 
 

コメント


bottom of page