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包丁作りだめ

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 2020年11月14日
  • 読了時間: 1分

焼き入れ前の包丁7本を一気に焼きを入れようと思ったが、少し厚みが厚すぎるので

もう少し火造りして。

三徳包丁3本、小包丁4本に土を塗る。

この土は、炭粉、粘土などを混ぜた特製で、各刀匠が工夫を凝らしている。

他の一門の土を使ったことがないので、自分の所の一門の物が一番良いと思っている。

午前中にすべて塗り終わったので、昼食を食べてから、午後1番に焼き入れる。

火造りして間もなく焼き入れしたので、ひずみが多く、左右に捻じれているので、

ねらしをしながら叩いて棟の線、刃の線を整える。

それから、ベルトグラインダーで成型する。

丸棒のヤスリを鏨に作り替え、銘を入れる。

7本のうち1本は、いくら焼戻しをしても、柔らかくならなく、鏨が入らず苦労する。

鍛錬の中で、かたい部分が混ざり切れなかったのか。

1本傷が出て、ペーパーナイフになる。

来週研ぎで、仕上げになる予定。

 
 
 

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