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包丁4本焼き入れとテコ棒、嘴補修。

執筆者の写真: 刀工 祐崇刀工 祐崇

注文品の依頼があるとなかなか包丁が作成できず、包丁の在庫も少なくなってきたので、追加で製作しておく。

丹後半島の砂鉄でたたらで得た鉧で4回まで進んだものがあったので、後2回折り返し火造る。

朝早くから作業したので、順調に進み昼過ぎには2本と以前作成していたもの合わせて4本焼き入れ、ベルトサンダーでの成型まで済ませる。


帰宅まで時間があるので、短くなったテコ棒の先にテコ首を鍛接し持ち手の紐を巻く。今まで持ち手の紐が燃えて短くなっており、長時間鍛錬していると持ち手が熱く火傷する。

火嘴の先が折れたものに溶接で付け、包丁の細い中茎を掴めるように工夫する。まずまず。



来週は包丁を研ぎ、銘を入れれば完成。


 
 
 

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