top of page

半日火造り、半日補修

執筆者の写真: 刀工 祐崇刀工 祐崇

更新日:2020年5月24日

午前中、先週造った包丁が大きすぎたので、残った材料で火造る。一番使いやすい7寸の大きさ。30分ほどで形を造り、ベルトグラインダーで黒皮、表面の凸凹をとり、大きすぎた包丁と一緒に焼き入れ。結構炭素量が高く、爆ぜて表面が銀色になっている。



歪み取りを兼ね、ねらしを行う。再度ベルトグラインダーで黒皮、肉置きを整えて終了。


昼からは松の丸太をテラスに保管していたが、丸太と接していたところが湿気からか、朽ちてボロボロになっていたので、新しい2×4と交換し、ついでにテラスと休憩所の一部に防腐剤を塗布する。



今回は1缶使い切ってしまったので、次回もう1缶買って休憩所の上部と鍛錬所の屋根部分にも塗っておこうと思う。


畑のミカンの木に初めて花が咲きました。



 
 
 

最新記事

すべて表示

再焼き入れ

以前注文いただき、製作した刺身包丁が砥いでも切れないとの事で連絡があり、再度焼き入れをする。原因は色々あるが、焼き入れ後の焼きなましの温度が高くなり過ぎ、焼きが戻ってしまったか、一番考えられるのは、砂鉄からたたら製鉄で玉鋼を造っているが、どうしても場所ごとに炭素量のバラツキ...

コメント


bottom of page