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炭焼き、鍛錬

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 2020年3月8日
  • 読了時間: 1分

2週間ぶりの鍛錬所。どうしても3月15日までの猟期の間は、日曜日出猟の為どうしても連続が取れなく、炭焼き、鍛錬など集中的に作業が出来ずじまいである。

久しぶりに日曜日の猟を休み、炭焼き、鍛錬、その他作業を行う。

午前中の鍛錬は、テコ棒に鍛接しテコ首を沸かし直したり、鋂を整えるのには結構時間を取られるが、そこを丁寧に行うとそれ以降の作業がスムーズに行える。1回折り返しに15分。2kgの鋂を6回まで鍛錬する。



午後包丁4種を焼き入れ、成形まで行う

少々疲れたので砥ぎは明日に回す。



生憎日曜日の午前中は大雨で、炭焼きをするが炭窯内部の床が湿っているせいか、なかなか温度が上がらない。

本来夕刻には煙突の排煙温度が80度を超えるが、今回深夜12時まで掛かってしまう。

明日の出来上がり温度が遅くなりそうで、気にかかる。

 
 
 

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