top of page

鍛錬所水浸し

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 2020年7月11日
  • 読了時間: 1分

梅雨も最盛期で、九州も大雨でかなりの被害が出て、被災された方が少しでも早く復旧されることを祈っています。


鍛錬所もかなり雨が降っていた模様で、周囲も雨でぬかるんでおり、鍛錬所の立ホドの窪みも水が池のようにたまっている。


午前中、先週造った小物の焼き入れを手早く済まし、途中だった素延べを進める。

2尺1寸まで伸ばしたところで、元近くに傷が出て、グラインダーで削り取るも、重ねがその部分だけ減ってしまったので、その部分を沸く寸前まで温度を上げ、くすめてその部分を圧縮し重ねを回復させる。1か所修正すると全体に再修正をかけて、真っすぐに形を整える。11時頃大体荒素延べが完成し、仕上げは来週回しとする。

昼までまだ少し時間があるので、これも途中だった折り返し鍛錬を進めることとする。

ただ、ホドも湿っていて、松炭でもなかなか沸いてこない。沸いても表面だけが溶けているだけで、芯が沸いていない。2回折り返したところで、無理をせず梅雨明けに回すこととする。ここで無理をするとしっかり鍛接出来ていない所が傷になる。

昼からは小物の研ぎ、掃除で早い目に仕舞って、銭湯でゆっくりする。




 
 
 

最新記事

すべて表示
強風のため

今週は前回のリベンジも含め、日を通して鍛錬を行い、勘を取り戻そうと思って鍛錬所に出かけるも、朝から台風のような強い風が吹き荒れ、全国的に山林火災が多く発生していることもあり、火の粉が舞う可能性が有るので、本日の鍛錬は中止とする。 午前中は昨年末に出来なかった大掃除を行う。 ブロアーで鍛錬所にたまった煤、灰塵を吹き飛ばす。特にホドの上の排気ダクトには多くの灰塵が溜まっており、そこを下からブロアーで風

 
 
 
落ち込み

本日は来客の予定。 昼から来所なので、午前中、火かき棒、火箸、切鏨を溶接機なので修理を行う。 数年使うとあちこち壊れる。その度に補修の必要がある。 鍛冶屋は全て道具は自分で作り、自分で補修するものである。 午後から来所で、鍛錬を見てもらうが、1回折り返した時点で生憎、テコ首がひび割れてしまい折り返しが出にないので、一旦切り離して再度鍛接を試みるが、2回やっても鍛接ができない。 温度はあっているが、

 
 
 
遅々の鍛錬開始

雑多なことが多く、今シーズン初めての鍛錬となる。 しばらくホドも使っていないし、一部立場の足元も水が溜まっていたので、湿気が溜まっているように思われる。湿気が溜まっていると、温度が上がらず、沸き悪くなる。 最初はホドを温める目的で、卸鉄の材料を赤めて心鉄もしくはテコ棒の材料にしようと思ていたが、これが大失敗。 炭を入れて火を付けると、周囲からモクモクと蒸気が上がり、全然温度が上がらず、その為ノロ自

 
 
 

コメント


bottom of page