
刀を作成するときは、温度管理がしやすい松の炭が必要ですが、東北の震災があってから、生産どころの岩手の炭窯が震災に会い、壊れたり職人が地を離れたりで、供給が少ないため12k入りでも送料入れると8千円ぐらいになり、原価に響く。
そこで自ら松炭を焼こうとするが、今度は松の木がなかなか入手できない。
たまたま、以前薪を購入した滋賀県の人から、松の木が手に入ったとの連絡があり、軽トラで受け取りに行く。これで2窯分程度はある。写真では見えていないが、下の方の木は直径が30cm以上あるので、割って炭焼きに適した太さにしなければいけないが、これがまた一苦労。