top of page

新年事始め

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 2017年1月8日
  • 読了時間: 1分

あけましておめでとうございます。

今年は鍛錬を積極的に進め、玉鋼製の包丁を製作しつつ、研究材料とともに販売も行ってゆきたいともいます。

ただ、その前に昨年進めていた太刀が砥ぎを行い、最終の内曇りまで進んだところで、気になっていた小さい膨れが破れてしまい、キズのなって残りそうになりました。刃紋は丁子刃で躍動感があり、なかなかの出来でしたが、残念ながら断念です。

その為、そのリベンジをしなければ気が収まらないので、新年早々から太刀づくりのスタートです。山陰の砂鉄を中心に


 
 
 

最新記事

すべて表示
炭焼き釜補修完了

先週に引き続き、炭焼き釜の補修の続き。 排煙口の位置がブロックの厚み分長くなり、以前の排煙口だと煙突が差し込み出来ないので、新たにレンガを買ってきて作り直す。 以前までは煙突の角度が屋根の関係で斜めになり、その分煙突の壁で冷やされて、木酸酢が落ちてくるので、排煙口の下部に排...

 
 
 
たたら装置の補修

羽口の角度が今一固定できないので、改めて羽口を溶接して四方から風が吹きつけられるようにする。次のたたら製鉄に備えて下釜にも土を塗り、数日掛けて乾燥させる。 たたら製鉄がうまくいかないと、良い玉鋼が出来ないので、当然良い鍛錬、良い製品も出来ない。...

 
 
 

Comments


bottom of page