top of page

注文の包丁

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 2017年7月16日
  • 読了時間: 1分

もう暑くなり、炭焼きもしんどくなってきたので、秋までは今回を最後にする。

朝6時に火入れ、予定では夜8時に窯口狭め、翌朝10時には窯口閉鎖予定です。

今回は投入した材料が良く乾燥しているので、時間的にはもう少し早くできると思います。

刺身包丁の注文があり、昼からは炭の薪入れの間を見計らい急遽製作を行う。

以前に鍛錬を終え、プレート状にした材料があるので、素延べ行い刃渡り22cmと30cmの2本を取り、表面の黒皮を取って、ベルトグラインダーで整形まで進む。

今回の砂鉄は兵庫県と島根県の砂鉄を混合したもので、炭素量も高くかつ粘りがあるので、刺身包丁にすれば良く切れ、刺身の組織を潰さずに済むので、歯応えも良いと思います。


 
 
 

最新記事

すべて表示
4月25日 鉧纏め

鍛錬所に行ってみると、昨日の大雨でホドやベルトハンマーの立場も水浸しで、まずは立場の水を掻い出す。 ホドが濡れているので到底鍛錬は難しい。 本日は、今まで溜っていたたたら製鉄で出来た不完全な鉧を処理することとする。 鉄は還元されているが、纏まりが悪く歪な形になっている。 順番に赤めて、少しずつ機械ハンマーで叩き纏めて、徐々に温度を上げて不純物をたたき出す。 6ケ程処理して昼 午後からは、次のたたら

 
 
 
4月13日

前回に作製していた包丁4丁を仕上げる。 銘切したうえで、表面をバフ仕上げを行う。 柄を付け、中茎の周辺に蝋を充填して完了。 午後大きい直径松材を適度の大きさに割り、乾燥に回す。 一部玉切り状態で置いておいたため、虫食いが生じ、中がスカスカになってしまっているのが見受けられる。 やはりある程度早い目に薪にしなければいけない。 次回からは材木卸から直径の15㎝程度の松材を購入しようと思う。

 
 
 
4月8日

改良したたたら装置の塩梅を見るために、たたら吹きを行う。 改良した場所は、羽口と下釜上部の距離が長すぎたため、ノロが下釜に達した時に温度が下がり、そのまま冷えてノロとして排出できなかったため、中釜の下4cmを切断した。 朝7時から予熱、8時砂鉄投入。 炭は先週行った炭焼きでできた松炭を使用。 砂鉄は島根県、愛知県産の混合を30kg。 心配していたノロ出しも出来、改良の成果が出たように思う。 心配は

 
 
 

コメント


bottom of page