小物製作刀工 祐崇2020年7月3日読了時間: 1分梅雨も最盛期で、今日は一日雨なので気温も幾分低いが、湿気は多く蒸し暑く感じる。午前中は注文の小包丁に銘を入れ、中茎を整えて柄を付けて完成させる。後は鞘を作りて納品に持っていきたい。午後は今までの鍛錬で出た材料の端材で小物を造る。端材なのでどうしても均一な材質でなく、伸ばしていくうちに割れが出たり、傷が出たりするので、グラインダーで削るながら製作する。小物なので嘴で掴むのもかえって疲れる。小物ならば安価で買っていただけるので、玉鋼に触れていただくことができる。
梅雨も最盛期で、今日は一日雨なので気温も幾分低いが、湿気は多く蒸し暑く感じる。午前中は注文の小包丁に銘を入れ、中茎を整えて柄を付けて完成させる。後は鞘を作りて納品に持っていきたい。午後は今までの鍛錬で出た材料の端材で小物を造る。端材なのでどうしても均一な材質でなく、伸ばしていくうちに割れが出たり、傷が出たりするので、グラインダーで削るながら製作する。小物なので嘴で掴むのもかえって疲れる。小物ならば安価で買っていただけるので、玉鋼に触れていただくことができる。
再焼き入れ以前注文いただき、製作した刺身包丁が砥いでも切れないとの事で連絡があり、再度焼き入れをする。原因は色々あるが、焼き入れ後の焼きなましの温度が高くなり過ぎ、焼きが戻ってしまったか、一番考えられるのは、砂鉄からたたら製鉄で玉鋼を造っているが、どうしても場所ごとに炭素量のバラツキ...
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