たたら装置の工夫改良
- 刀工 祐崇
- 2020年1月18日
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最近たたら装置が劣化してきたのか、どうも還元率が落ちてきているので、一工夫。ノロの排出がうまくできずに、早期に炉底に落ちたノロが固まりケラが刃口の近くで形成されるため還元時間が短くなっているものと思われる。炉底の温度を上げることにより、ノロの温度を上げ流動化させ、ノロ池の中でケラの生成を促しある程度してノロを排出する事でケラを下部に下げる必要がある。そこで、ある文献をヒントに羽口に送風装置を繋ぎ炉底の温度を上げる事にしてみた。砂鉄の還元時間からして、砂鉄投入後30分までは羽口からの送風をすれば良い結果が出るかもしれない。
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