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たたら製鉄

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 4月13日
  • 読了時間: 1分

刀や包丁の材料である玉鋼が少なくなってきた。

たたら装置を新造してから、どうも調子が悪くなかなか玉鋼製造には至っていない。

新造のたたら装置は、前回の装置より一回り大きくしているが、寸法の比率等は同じにしているのだが、原因は少しの項目が積み重なっているのだろう。以降羽口の穴の大きさ、羽口の角度、下釜の深さの調整等々行ってきた。

久しぶりに調整の結果を、実際にたたら装置を稼働させ見てみることにする。

朝6時に火入れ。約1時間ほど余熱をかける。

最初は温度が高くない為、1俵松炭を入れて温度を上げる。投入する砂鉄も最初は少ない目にする。

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約2時間経過したので、ノロ抜きをするが出ない。

以降2時間経過したあたりから、ノロが少し出始め



る。ノロ抜きの穴を開けると、前回の装置では炎が勢いよく出ていたものだが、今回はそれほど出ない。やはりまだ羽口の口径が大きく、風圧が少ない様子。

7時間後解体してみると、ノロがびっしり固まり、中釜にくっ付いてしまっている。

それを叩いて落とし、水に投入。ハンマーで叩くとやはりノロばかり。かろうじて1.8㎏のケラが取れた。前回よりかは進歩。

次回は羽口の口径をもっと小さく改造するつもり。

 
 
 

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