材料も少なくなってきたので、急遽たたら製鉄を行った。
朝6時から予熱開始。余熱で炭2俵使用。
7時30分砂鉄投入開始。
9時ノロ出し開始。

いつもと同じでノロが出ないので、ノロ出し穴から掻き出す。
今回は風力を抑えて、その分温度を上げるため、雑炭に松炭を混ぜて投入する。
砂鉄投入開始2時間後やっとノロが出始める。炉の中の温度が上がってきたのだろう。

今回はいい調子で進んでくれる。
2時炉の解体。
いつもは下釜がなかなか外れないが、今回はすんなりとはずれる。嫌な予感。
鉧は下釜に降りていたが、全体的に還元ができておらず、鉧と言える物は2kg程しかなかった。
反省点としては炉の状態は良かったが、温度が上がりきる前に砂鉄の投入量が多すぎて、
還元まで至らなかったのだと思う。
次回反省点を生かし、再度操業しようと思う。
たたら製鉄は難しい。
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