top of page

たたら製鉄成功

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 2020年1月25日
  • 読了時間: 1分

三重県の砥ぎ師さんが来所。刀関連の同業として、鉄の製作=たたら製鉄に興味を持って頂き、実際に操業してケラを造るところを見て頂く。

金曜晩から余熱で炭を入れていたが、朝になると全部燃え尽きて炉があまり温まっていないので、急遽炭を投入し2時間ほど余熱をかける。9時20分2種混合の砂鉄を投入開始。最初はまだ温度も上がりきっていないので、少量の砂鉄を投入するとともに、火力の高い松炭2俵分を交互に投入し、かつ、今回から炉底の温度を上げるため、ノロ出し口に、もう1つ羽口を付け砂鉄投入1時間まで送風する。

音度が上がり炭を雑木に変え操業を続けたが、砂鉄投入して2時間たってもノロが一向に出ない為、再度、松炭を入れ、少し風力を上げる。炎の高さも1mほどに上がる、ノロも出始めて一安心。

3時30分炉を解体。固まったケラを水冷し、周囲のノロを外し8.2kg

砥ぎ師の方も感心されておりました。本当に砂鉄からケラが出来るのを見て頂けて良かった。


 
 
 

最新記事

すべて表示
強風のため

今週は前回のリベンジも含め、日を通して鍛錬を行い、勘を取り戻そうと思って鍛錬所に出かけるも、朝から台風のような強い風が吹き荒れ、全国的に山林火災が多く発生していることもあり、火の粉が舞う可能性が有るので、本日の鍛錬は中止とする。 午前中は昨年末に出来なかった大掃除を行う。 ブロアーで鍛錬所にたまった煤、灰塵を吹き飛ばす。特にホドの上の排気ダクトには多くの灰塵が溜まっており、そこを下からブロアーで風

 
 
 
落ち込み

本日は来客の予定。 昼から来所なので、午前中、火かき棒、火箸、切鏨を溶接機なので修理を行う。 数年使うとあちこち壊れる。その度に補修の必要がある。 鍛冶屋は全て道具は自分で作り、自分で補修するものである。 午後から来所で、鍛錬を見てもらうが、1回折り返した時点で生憎、テコ首がひび割れてしまい折り返しが出にないので、一旦切り離して再度鍛接を試みるが、2回やっても鍛接ができない。 温度はあっているが、

 
 
 
遅々の鍛錬開始

雑多なことが多く、今シーズン初めての鍛錬となる。 しばらくホドも使っていないし、一部立場の足元も水が溜まっていたので、湿気が溜まっているように思われる。湿気が溜まっていると、温度が上がらず、沸き悪くなる。 最初はホドを温める目的で、卸鉄の材料を赤めて心鉄もしくはテコ棒の材料にしようと思ていたが、これが大失敗。 炭を入れて火を付けると、周囲からモクモクと蒸気が上がり、全然温度が上がらず、その為ノロ自

 
 
 

コメント


bottom of page