備前長船祐定
- 刀工 祐崇
- 2021年7月11日
- 読了時間: 1分
鍛錬所は連日の雨ですっかり水浸しで、ホドも湿り、立ホドには水が溜まっている。
気温も蒸し暑く流石に火を使った作業は気が進まない。
以前研究用に買って置いていた脇差の祐定が錆びていたので、砥いでみることとする。
先反りの室町後期の型。刃文も掟通
り腰の開いた具の目。研ぎ減りで切っ先の帽子の形がおかしい。

荒砥、備水砥まで掛けてみた。砂流しなども見えている。
これから当分は、梅雨が明けたらやっても火造り、後は研ぎや、鍛錬所の補修など普段できない事をこなしてゆきたい。
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