包丁火造り刀工 祐崇2020年8月15日読了時間: 1分注文の包丁の火造りを行う。6回折り返し鍛錬を行った材料で、ある程度機械ハンマーで伸ばし、切断して、思うような寸法形を火造る。この、切断の塩梅が難しい。切断するときは、まだ重ねも厚く身幅長さも短い状態で切断するが、火造ると思ったより長くなったり、短くなったりする。長い場合は成型で調整できるが、短い場合は調整できない。なんとか5本火造って本日は終了。この後も、土置き、焼き入れ、歪み直し、研ぎ、銘入れ、柄付けと作業工程は多い。
注文の包丁の火造りを行う。6回折り返し鍛錬を行った材料で、ある程度機械ハンマーで伸ばし、切断して、思うような寸法形を火造る。この、切断の塩梅が難しい。切断するときは、まだ重ねも厚く身幅長さも短い状態で切断するが、火造ると思ったより長くなったり、短くなったりする。長い場合は成型で調整できるが、短い場合は調整できない。なんとか5本火造って本日は終了。この後も、土置き、焼き入れ、歪み直し、研ぎ、銘入れ、柄付けと作業工程は多い。
再焼き入れ以前注文いただき、製作した刺身包丁が砥いでも切れないとの事で連絡があり、再度焼き入れをする。原因は色々あるが、焼き入れ後の焼きなましの温度が高くなり過ぎ、焼きが戻ってしまったか、一番考えられるのは、砂鉄からたたら製鉄で玉鋼を造っているが、どうしても場所ごとに炭素量のバラツキ...
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