top of page

包丁火造り

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 2020年8月15日
  • 読了時間: 1分

注文の包丁の火造りを行う。

6回折り返し鍛錬を行った材料で、ある程度機械ハンマーで伸ばし、

切断して、思うような寸法形を火造る。

この、切断の塩梅が難しい。

切断するときは、まだ重ねも厚く身幅長さも短い状態で切断するが、火造ると思ったより長くなったり、短くなったりする。

長い場合は成型で調整できるが、短い場合は調整できない。

なんとか5本火造って本日は終了。



この後も、土置き、焼き入れ、歪み直し、研ぎ、銘入れ、柄付けと作業工程は多い。

 
 
 

最新記事

すべて表示
午後の薪棚製作

午後から鍛錬所に向かい、、薪棚の製作続き。 暑いのであまり進まない。来週以降も続く。 先週桃の実が大きくなり始めたので、虫なの度外注から身を守る為、 紙の袋を被せておいたが、桃の木の周りにはネットを張っているのにもかかわらず、毎年何故か袋を破られ、桃の実が食べられてしまって...

 
 
 
猛暑の日々

今年の夏は異常なぐらい暑い。 日中の気温が36度にもなれば、少し動くだけで汗まみれになり、熱中症の危険がある。 さすがにこの暑さでは火を使う作業は不可能。 今週は、先週までで炭窯の修理がほぼ完了したので、中に残ったままになっていた松の炭 を取り出さす。...

 
 
 
炭焼き釜補修完了

先週に引き続き、炭焼き釜の補修の続き。 排煙口の位置がブロックの厚み分長くなり、以前の排煙口だと煙突が差し込み出来ないので、新たにレンガを買ってきて作り直す。 以前までは煙突の角度が屋根の関係で斜めになり、その分煙突の壁で冷やされて、木酸酢が落ちてくるので、排煙口の下部に排...

 
 
 

Comments


bottom of page