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包丁火造り

執筆者の写真: 刀工 祐崇刀工 祐崇

注文の包丁の火造りを行う。

6回折り返し鍛錬を行った材料で、ある程度機械ハンマーで伸ばし、

切断して、思うような寸法形を火造る。

この、切断の塩梅が難しい。

切断するときは、まだ重ねも厚く身幅長さも短い状態で切断するが、火造ると思ったより長くなったり、短くなったりする。

長い場合は成型で調整できるが、短い場合は調整できない。

なんとか5本火造って本日は終了。



この後も、土置き、焼き入れ、歪み直し、研ぎ、銘入れ、柄付けと作業工程は多い。

 
 
 

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