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新たたら装置造り始める

執筆者の写真: 刀工 祐崇刀工 祐崇

今日は気分を変え、タタラ装置の作成を行う。

ステンレスの羽口を付けたパイプを炉本体に溶接。この空気取り込み口であるパイプの傾斜が重要で、数度違うだけで鉧が出来たりできなかったりするから難しい。

炉の内窯に耐火モルタルを厚み2.5cm程塗る。乾いた後に仕上げでもう1cm塗り、羽口の形状を整える予定。



投入していた薪が良く乾燥していたのか、炭焼きも午前中に終わり、タタラ装置も一段落し、午後は日差しも温くなったので、外で椅子に座り休息。

3時に仕事仕舞し帰宅する。

 
 
 

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