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続いての研ぎ

執筆者の写真: 刀工 祐崇刀工 祐崇

先週に続いて研ぎを進める。

今日は細名倉から内曇り地引きまでの予定。

順調に細名倉を掛けるが、研ぎ場が暗いので研ぎ残しが見えにくい。

照明を交換する必要があり。

午前中細名倉を掛け、昼から内曇り。

内曇りを掛けると砂流しや、刃文もはっきりしてくる。

板目模様で蟹の刃砂流しの典型的な古刀末期の備前祐定の作

映りが出ているようだが、それはもう少し研ぎを進めなければはっきりとしない。






 
 
 

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