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鍛冶屋出会い

執筆者の写真: 刀工 祐崇刀工 祐崇

週末の多忙により、疲れが溜まってきたのか、朝から体が重く息切れするので、以前からの注文作の仕込み刀の研ぎを進める。中名倉から細名倉へと進み、刃紋も互の目丁子がうっすらと見え始め、ホット一安心。何とか7月の登録で引き渡しをしたい。


午後からは、少し体が動きそうなので、注文の寸長の柳刃包丁の素延べ、荒火造りを行う。




伊賀上野在住の方が見学に来られる。奇遇で刀鍛冶以外で私と同じように色々されている方で話が弾む。最近どうしたものか、自分とよく似た趣味や多才能な人と出会うことが多い。

人の縁というのは面白いものだ。

来週デンマークからの家族が来られ、鍛錬等を見学されるので、その方も一緒に見学したいとの事で来週も来られる。

 
 
 

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