年末最後の鍛錬所刀工 祐崇2017年12月24日読了時間: 1分今年も残すところ1週間となりました。年末最後となる鍛錬所では、雑木の炭出し。6俵とやや少ないが、生焼けは1本のみ。2割ほどは柔らかい焼きだったが、残りは固く、なたで割っても切り口が光るほどである。 炭切りしながら、お節料理に入れるハムの燻製を行う。炭切しているところから見えないところで燻製していたため、肉の油に火が付き肉が燻製ではなく、焼き肉になってしまっていた。失敗でがっかりしたが、表面の焦げをこそげ取るとまあ何とか食えそうである。その写真は掲載しません。
今年も残すところ1週間となりました。年末最後となる鍛錬所では、雑木の炭出し。6俵とやや少ないが、生焼けは1本のみ。2割ほどは柔らかい焼きだったが、残りは固く、なたで割っても切り口が光るほどである。 炭切りしながら、お節料理に入れるハムの燻製を行う。炭切しているところから見えないところで燻製していたため、肉の油に火が付き肉が燻製ではなく、焼き肉になってしまっていた。失敗でがっかりしたが、表面の焦げをこそげ取るとまあ何とか食えそうである。その写真は掲載しません。
再焼き入れ以前注文いただき、製作した刺身包丁が砥いでも切れないとの事で連絡があり、再度焼き入れをする。原因は色々あるが、焼き入れ後の焼きなましの温度が高くなり過ぎ、焼きが戻ってしまったか、一番考えられるのは、砂鉄からたたら製鉄で玉鋼を造っているが、どうしても場所ごとに炭素量のバラツキ...