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九州+山陰砂鉄

執筆者の写真: 刀工 祐崇刀工 祐崇

このGWに長船を訪れた時、同門の平田君が九州と山陰の砂鉄をブレンドして吹いた鉧で面白い地鉄の包丁を造っていたので、その鉧をもらってきていたので、さっそく鍛錬して、短刀を作ってみることにする。

鍛え回数を極力減らし、肌を出すように、しなければいけないが、鍛え回数が少ないと傷や地鉄の澄具合の判断が難しい。

鍛えていると、かなり粘りが少なく、折り返しの時切れ込みから折れ外れてしまう。

折り返し6回目ぐらいからようやく粘りが出てくる。

朝10時から始め素延べ14時完成。

刀鍛冶祐崇の短刀

火造り15時完了。

刀鍛冶祐崇の短刀


 
 
 
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