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仕事始め

執筆者の写真: 刀工 祐崇刀工 祐崇

2019年の仕事始め

年度初めに、まず、一番必要な炭作りから。

朝7時に窯に火入れ。ゆっくりと温度を上げる。

本来なら夕方7時ごろには、排煙の温度も80度近くになるはずであったが、

一向に上がらずまだ50度ほど。

薪が十分乾燥されていなかったのか、それとも窯自体が冷え切っていて温度が上がらなかったか、またしても煙道がスムーズでなかったのか、はっきりしない。

刀工 祐崇 炭焼き

あせっても仕様がないので、その間、たたら装置の下窯を補修と改修を行う。

耐火セメントが切れたので、購入後塗りこもうと思う。

刀工 祐崇 たたら製鉄

次の日の朝には排煙温度も120度になっていたが、帰宅予定時間まで完了するかどうか微妙。

この日は、打ちあがった包丁3本を研ぎ、銘入れまで作業を行う。

刀工祐崇 包丁

柄をつけて完成すれば、販売可能となります。


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