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ボヤ起こす

執筆者の写真: 刀工 祐崇刀工 祐崇

刀鍛冶 祐崇

久しぶりに鍛錬をしました。心金を4回鍛え、切り離してもう一つに鍛接しようと思い、作業していると、なぜだか上から火の粉が落ちてきたので、ふっと上を見ると、天井の端の部分が燃え上がっていた。今まで火花が散って置いて物が引火、煙を出すことがあったが、今回の様に激しく燃えたのは初めてだった。急いでバケツで水をぶっかけたが、なかなか狙いが定まらず、ヤキモキする。内部の火は大分消えたので、外に出てみるとまだ屋根材が炎を出して燃えている。急いで梯子を取りに行き屋根に上る。幸い屋根のてっぺん迄まで燃え、火は収まりかかっていたので、水をかけると鎮火に至る。

もう、心臓バクバクで放心状態。鍛冶屋が火を出したら恥ずかしいし、周りの枯れ草にでも燃え広がると、一面火の海になるの羽目だった。

原因は、しばらく前屋根を新設したとき、煙突の向きを変えたのが原因で、火の粉が軒下に降りかかり引火した模様だ。

とりあえずトタンで屋根を塞ぎ、来週以降煙突も含め補修しようと思う。

やはり消火器は必要です。


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