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日本刀包丁焼き入れ

執筆者の写真: 刀工 祐崇刀工 祐崇

朝起きると、いつもは昼頃までかかる炭焼きも、煙の色が無色透明になっており、急いで釜口、煙突部分を閉鎖し、終了とする。松が良く乾燥していたからだろう。その時々で進行状況が変わるのが面白い。

昨日火造った牛刀包丁3本を焼き入れ。炭素量が高いので高い焼き入れ刃になる。

仕上げは来週にすることとして、途中までだった刀の粗素延べを機械ハンマーにて進め、

重ね3分、幅1寸、長さ1尺8寸の棒状にして一旦終了とする。

2日連続で鍛錬、焼き入れ、素延べでさすがに疲れる。

刀 素延べ

午後休息を取った後は、チェーンソーで松炭材料の松材を40cmに玉切りする。

使い慣れていない為、2時間すれば息が上がる。


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