top of page

仕事始め

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 2021年1月9日
  • 読了時間: 1分

正月3が日から最初の週末なので、今年は少し遅いスタート。

年末年始に包丁が良く売れ、在庫がなくなりかけているので、

素延べまで終わっている2本と注文頂いている1尺の柳刃。25cm刃渡りの出刃を火造りを行う。

たたら製鉄の時の砂鉄の配合かどうかわからないが、鉧の中に黒皮が噛んでおり

それぞれ鍛錬したので、鍛錬の温度が悪いとかではなさそう。

4本とも髪の毛ほどの黒皮の筋が出てきているので、取れるところまでグラインダーで削り取る。そんなこんなで4本火造りするのに3時間以上かかってしまった。



夕刻前に次回に備えて、炭窯の中の炭を搬出し空にしておいた。こうしておけば次回薪を搬入すれば直ぐに炭焼きに移行できる。

次回は炭焼きと、包丁4本の焼き入れの予定。



 
 
 

最新記事

すべて表示
6月25日 積み沸かし鍛錬

たたら製鉄で、一つにまとまらず分離した鉧を平たく潰しておいたものが10程あったので、積み沸かして鍛錬しようと思う。 生憎の梅雨空で、かつ台風が近づいているということで、雨が降り続いている。 おかげで気温も低く鍛錬しやすいと思うが、反対にホドが濡れて立ホドの所もビショビショ。ホドが濡れていると温度が上がらず鍛錬はし難い。 案の定、火を入れると濛々と湯気が出る。 4層に積み込み、和紙やアク・泥を掛けず

 
 
 
6月16日 チェーンソー復活

炭材の松や雑木の木を切りそろえるには、チェーンソーが必携で、スチール製のチェーンソーは1台あるが、太い木を玉切りするには重さがあるので重宝するが、10cm程度の木を切るには少々重たすぎて、手が疲れる。 以前よりネットで購入したハイガー製のチェーンソーはバーの長さが30cmで、非常に軽いので扱いやすく疲れが少なかったが、経年の中でどうも燃料系に不具合があり、エンジンの吹きあがりが悪い。 いつも草刈り

 
 
 
6月10日 焼刃土調合

4種の焼刃土材料が配分量出来たので、調合する。 材料、配分量に関しては、各流派によって違う。 今回は、今までの焼刃土が、焼き入れの時炭との触れ合ったことにより、剥脱してしまう場合が見受けられたので、今回の調合はその点を踏まえて少し改良をする。 もう1種類材料を追加する。 大きめのタッパーに一杯作ることができたので、後5~6年は十分に持つと思う。 使用するには1年ほど寝かし、腐るくらいが良い。 次に

 
 
 

1件のコメント


不明なメンバー
2021年1月18日

はじめまして、三重県在住51歳です。


三重県で作刀されており、しかも備前長船上田祐定様のお弟子!更に私の本当に憧れる村正の桑名と近いっちゃぁ近い!こともない?ということで応援させてください!


ちなみに私は”30歳直前にノストラダムスの大予言で1999年に世界が滅びるかも!→北斗の拳のような世界になる!→ヤベェ身を守る術を→財産なげうって日本刀持ってお侍になるんじゃ~い!!”

といった流れで刀剣を買ったのが始まりです。それは永正祐定の打刀、一応銘有り保存刀剣で刀剣鑑定士としてTVレギュラー出演する方の店で購入ですがド素人の私が一目見てあからさまに幕末刀工銘が薄っすら確認できるモノです^^;


勿論何事もなく2000年を迎えましたが、一片の悔いなしです!よく言われる”品”のない大雑把で適当で子供の絵のように本能赴くまま丁子乱れた波紋がなんだか逆に潔く、今でも見惚れる一振りです。(例え贋作でも上等です!お気に入りです^^


いつかは祐崇様にとっては門外ですができれば”正真の村正”の写しの長いのを一振り打って頂きたいなぁと妄想で夢見がちに期待をしつつご挨拶の意味でコメントさせていただきました。


以上、もうお気付きかと思いますが変人な私ですがよろしくお願いします。

いいね!
bottom of page