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仕事始め

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 2021年1月9日
  • 読了時間: 1分

正月3が日から最初の週末なので、今年は少し遅いスタート。

年末年始に包丁が良く売れ、在庫がなくなりかけているので、

素延べまで終わっている2本と注文頂いている1尺の柳刃。25cm刃渡りの出刃を火造りを行う。

たたら製鉄の時の砂鉄の配合かどうかわからないが、鉧の中に黒皮が噛んでおり

それぞれ鍛錬したので、鍛錬の温度が悪いとかではなさそう。

4本とも髪の毛ほどの黒皮の筋が出てきているので、取れるところまでグラインダーで削り取る。そんなこんなで4本火造りするのに3時間以上かかってしまった。



夕刻前に次回に備えて、炭窯の中の炭を搬出し空にしておいた。こうしておけば次回薪を搬入すれば直ぐに炭焼きに移行できる。

次回は炭焼きと、包丁4本の焼き入れの予定。



 
 
 

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4月25日 鉧纏め

鍛錬所に行ってみると、昨日の大雨でホドやベルトハンマーの立場も水浸しで、まずは立場の水を掻い出す。 ホドが濡れているので到底鍛錬は難しい。 本日は、今まで溜っていたたたら製鉄で出来た不完全な鉧を処理することとする。 鉄は還元されているが、纏まりが悪く歪な形になっている。 順番に赤めて、少しずつ機械ハンマーで叩き纏めて、徐々に温度を上げて不純物をたたき出す。 6ケ程処理して昼 午後からは、次のたたら

 
 
 
4月13日

前回に作製していた包丁4丁を仕上げる。 銘切したうえで、表面をバフ仕上げを行う。 柄を付け、中茎の周辺に蝋を充填して完了。 午後大きい直径松材を適度の大きさに割り、乾燥に回す。 一部玉切り状態で置いておいたため、虫食いが生じ、中がスカスカになってしまっているのが見受けられる。 やはりある程度早い目に薪にしなければいけない。 次回からは材木卸から直径の15㎝程度の松材を購入しようと思う。

 
 
 
4月8日

改良したたたら装置の塩梅を見るために、たたら吹きを行う。 改良した場所は、羽口と下釜上部の距離が長すぎたため、ノロが下釜に達した時に温度が下がり、そのまま冷えてノロとして排出できなかったため、中釜の下4cmを切断した。 朝7時から予熱、8時砂鉄投入。 炭は先週行った炭焼きでできた松炭を使用。 砂鉄は島根県、愛知県産の混合を30kg。 心配していたノロ出しも出来、改良の成果が出たように思う。 心配は

 
 
 

1件のコメント


不明なメンバー
2021年1月18日

はじめまして、三重県在住51歳です。


三重県で作刀されており、しかも備前長船上田祐定様のお弟子!更に私の本当に憧れる村正の桑名と近いっちゃぁ近い!こともない?ということで応援させてください!


ちなみに私は”30歳直前にノストラダムスの大予言で1999年に世界が滅びるかも!→北斗の拳のような世界になる!→ヤベェ身を守る術を→財産なげうって日本刀持ってお侍になるんじゃ~い!!”

といった流れで刀剣を買ったのが始まりです。それは永正祐定の打刀、一応銘有り保存刀剣で刀剣鑑定士としてTVレギュラー出演する方の店で購入ですがド素人の私が一目見てあからさまに幕末刀工銘が薄っすら確認できるモノです^^;


勿論何事もなく2000年を迎えましたが、一片の悔いなしです!よく言われる”品”のない大雑把で適当で子供の絵のように本能赴くまま丁子乱れた波紋がなんだか逆に潔く、今でも見惚れる一振りです。(例え贋作でも上等です!お気に入りです^^


いつかは祐崇様にとっては門外ですができれば”正真の村正”の写しの長いのを一振り打って頂きたいなぁと妄想で夢見がちに期待をしつつご挨拶の意味でコメントさせていただきました。


以上、もうお気付きかと思いますが変人な私ですがよろしくお願いします。

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