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そろり始動

執筆者の写真: 刀工 祐崇刀工 祐崇

暑さもピークを過ぎたようだが、昼間はまだまだ暑い。

鍛錬所は大阪などと比べて2~3度程気温も低くまだマシである。

今日は注文貰っていた包丁の焼き入れを午前中に済ます。



4本続けて行ったので、焼き入れ水の温度が変わるので、それに合わせて焼き入れ温度も若干の調整がいる。

水焼はその点が難しく、日刀保の玉鋼だと炭素量が高く、刃切れが生じてしまう場合がある。

当方で造る玉鋼はその点、柔らかさがあるので、めったに刃切れは起こさない。

午後は、一輪車が錆びて穴が開いたので、トタンで応急処置。取り敢えず物が運べたら良しとする。


夕刻に動かない草刈り機を「農業屋」に持っていき、エンジン始動、調整を行ってもらう。

素人では判らないが、プロに任せると一発でエンジンがかかる。整備料でたった330円!

有難いことである。

 
 
 

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