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岡山 長船 親方鍛錬所訪問

  • 執筆者の写真: 刀工 祐崇
    刀工 祐崇
  • 5月11日
  • 読了時間: 1分



1年ぶりぐらいに、岡山の親方を訪問する。心臓の手術をしてからの状態も気になる。

思ったより元気で顔色も良いので一安心。

訪問ついでに、親方のたたら装置を使い、改めて操業での問題点を洗い出そうと思う。

9時砂鉄投入。砂鉄は3種混合。

14時40分解体。下釜の鉧を出そうとするも、非常に粘っこい鉧になっており、下釜に張り付いて取れない。2人して格闘しバールで何とか取れたが、目方は8kg以上あるが、1つにまとまらず。


作業後親方と問題点等を話をする。

やはり少なくとも年1回は親方の顔を見て、話をし自分流を戒めなければならない。

 
 
 

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